Demo3Dを最適に利用する環境

こんにちは。維持保守Gの中村です。先週の予告通り今日は「Demo3Dを最適に利用する環境」について説明します。

 

昨年よりデモストレーション・シミュレーション・エミュレーションに加えVR(Virtual Reality)対応のご要望も増え、今年リリースされたDemo3D 2017ではVR対応を実現しました。

Demo3Dを最適にご利用いただくためには、各種要件に沿ったハードウェア環境が必要となります。特にVRをご利用される場合は、対応されたハードウェアを準備する必要があります。

 

以下の情報はDemo3Dを利用する上での最低の要件と一部推奨要件を記載しておりますので参考にしてください。

ハードウェア要件

 

Nvidia GeForceカードを推奨する理由は、Demo3Dで使用されているグラフィックAPI(DirectX)用に最適化されているからです。一方、Quadroカードは代替グラフィックスAPI(OpenGL)用に最適化されています。

 

 

<参考>

オーストラリアのPassMark🄬 Software社がCPUとGPU(グラフィックカード)のベンチマーク情報を公開していますので参考にしてください。

CPU benchmarks

GPU benchmarks

 

 

※1:CPUはシミュレーションの実行速度に影響します。

※2:メモリはモデルの大きさにより必要な量が変わります。

※3:グラフィックカードは描画の速さと動画のキャプチャに影響があります。

※4:VRをご利用される場合は、以下のグラフィックスカードメーカー、VRハードウェアメーカーの最新情報をご確認ください。

 

【グラフィックスカード】

【VRハードウェア】

ソフトウェア要件

 

※1:インターネット接続環境においては、各種ランタイムは適宜ダウンロード・インストールされます。

    (インターネット非接続環境や、実行ファイル等のダウンロード制限がある環境では事前にインストールが必要です。)

※2:NLSライセンスの場合は、ライセンスサーバーに「Microsoft .NET Framework 4.5.1」が必要です。

せっかく新しいマシンを購入したのにVR非対象機種だった等の失敗がないように、VR機器(HTC Vive, Oculus Rift)が利用できるマシンを選定し購入してください。

 

今後、HoloLensにも対応を予定していますので、詳細がわかりましたらここでご紹介します。

 

今年もロジスティクスソリューションフェアに参加致します。

 

会期:2017年8月29日(火)~30日(水) 10:00~17:00

会場:東京ビッグサイト (小間)027

 

招待状は8月に入ってから送付致します。招待状の申し込みは問い合わせから受け付けておりますが、枚数に限りがありますのでご了承ください。

 

何かありましたらお気軽にお問い合わせ、コメントください。

 


 次回の木曜日はDemo3Dの「遠隔地でのDemo3Dセッションの共有(WebGL)」について紹介致します。