こんにちは。マーケティングGの野崎です。
もう年末ですね。今日は一段と冷えて、ITAGE本社のある名古屋は現在雪が降っています。
ITAGEの仕事納めは明日の28日になります。
29日からは冬期休暇に入って弊社に連絡が取れなくなりますのでご注意ください。
今回はPC選定編ということですので、VRを使う際のPCの選び方についてご説明させて頂きます。
以前に弊社の中村が似た記事を書いていますので合わせてご参考ください。
どのHMDを使うかで対応のスペックは変わってきます。
基本的にスペックは高ければ高いほど快適です。
また、VRを行う上で重要になるところは「GPU」と「CPU」と「ポート」になります。
GPU(グラフィックスカード)
CADソフトを利用されている企業の方ですとNVIDIAのQuadroというGPUが積んである可能性が高いです。
タワー用はQuadroのGP100/P6000/P5000/P4000/M5000/M6000シリーズ、
モバイル(ノート)用はP5000/P5200/P4000/M5500です。
参考:https://www.nvidia.com/ja-jp/design-visualization/solutions/vr-ready-systems/
Quadroではなく、GeForceというGPUを積んでいるPCの場合は GeForce GTX 970以上とされています。
なので現在は、970/980(Ti)/TITAN X/1060(Ti)/1070(Ti)/1080(Ti)ですね。
参考:http://www.nvidia.co.jp/object/vr-ready-program-jp.html
需要少ないのでRadeonはコメントがきたら書きます。すみません。
ところでM6000は61万もするんですね。
Quadroはあまり使わないので…高いことは知ってたんですが本当に高いです。
1080Tiは最近出たモデルです。10万前後と安価。
Tiが出たこともあり1080の価格が下がっていますので1080も入手しやすくなりました。
M6000
GTX1080Ti
CPU
Intel i5-4590以上 / Xeon E3-1240 v3以上
※上記より性能が高ければ、i7でもE7でも問題ありません。
I/F
Viveの場合はUSB2.0が一つと、HDMI1.4が一つ必要です。
Oculus Riftの場合はHDMI1.3が一つとUSB3.0が三つ、USB2.0が一つ必要です。
Oculusをご購入の方は多くのUSBのポートが必要になるのでノートでVRは厳しいかと思います。
中々ノートでUSBポートがそんなにあるものは見かけないので、恐らく後付けで拡張が必要になると思います。
HDMI
DisplayPort
メモリ
Viveは4GB以上、Oculusは8GB以上とされています。
しかし、Demo3D自体はメモリをかなり必要としますので、
なるべく大きいものにしておくと快適にご利用頂けます。
Demo3Dは最低4GB以上、推奨は16GB以上です。
まとめ
Vive
GPU:NVIDIA GeForce GTX 970 以上
CPU:Intel Core i5-4590 以上
メモリ:4GB 以上
ビデオ出力: HDMI 1.4 or (DisplayPort1.2)
USBポート:USB2.0×1
Oculus Rift
GPU:NVIDIA GeForce GTX 970 以上
CPU:Intel Core i5-4590 以上
メモリ:8GB 以上
ビデオ出力: HDMI 1.3
USBポート:USB3.0×3、USB2.0×1
VR-Readyという認定がされてる端末に関してはVRが対応しているということが保証されてるので、
ご自身で選ぶ場合にはその認定がされているかを確認すると安心だと思います。
もしDemo3DのVR機能、またはDemo3DVR for SOLIDWORKSをご利用になる上で、
端末の選定に悩んでいるということでしたら弊社までご相談頂いても問題ありません。
さいごに
今年ももう最後になります。
折角の長期休暇なので、ぜひ皆様有意義な時間をお過ごしください。
次回の火曜は年明けです!「VR利用方法3 VR接続編」です。
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