Demo3D Viewerとは

Demo3D Viewerは「Demo3Dの閲覧用アプリ」です。

 

Demo3Dはライセンスを持っている方しか編集することが出来ません。しかし、ライセンスを持っていない方でもDemo3Dを見ることが出来るように開発されたアプリがDemo3D Viewerです。Demo3Dで動画を撮る際の拡張子「.raw3d」を選ぶことによりDemo3DViewer用のデータを作成することが出来ます。


インストール

アプリ本体は「Windows Store」「Google Play Store」「AppStore」で無料で配布されていますので、PCやスマートフォンからインストールが可能です。

各ストア内をDemo3Dで検索するとヒットします。詳細を開き、「インストール」を押下でインストールが始まります。

※ WindowsStoreはWindows 8.x/Windows RTおよびそれ以降のバージョンのMicrosoft Windows OSで提供されています。

 

Demo3D Viewer画面


「.raw3d」データをダブルクリックすることにより開くことが可能になります。

※Viewerでは「.demo3d」は開く事が出来ません。

※ダブルクリックで開かない場合は「右クリック>プログラムから開く」から「常にこのプログラムを使って.raw3dを開く」にチェックし、Demo3DViewerを選択してください。

 

 操作方法はDemo3Dと同じです。

右ドラッグで視点回転、マウスホイールでズームイン/ズームアウト、マウスホイール押し込みドラッグで視点移動です。


Raw3dデータの作成方法

「.raw3d」は3Dデータを保持した動画になりますので、Demo3Dで通常の拡張子(mp4やwmvなど)と同じ作成方法になります。

①カメラの設置

QuickStart20xx/CameraフォルダにあるCameraとCameraPointを設置し、CameraのFirstPointをCameraPointに紐づけ、CameraPointのTrackは撮りたいオブジェクトに紐づけます。

StoreカタログのHandyCameraやCreateQuickVideoでも可能です。

 

※今回は簡単に定点撮影を紹介していますが、CameraPointを複数個設置することにより通常の撮影も可能です。

②撮影

VisualizationタブのDisplaySettingsから好みのモードを選択し(基本的にMovieDisplayまたはHighQuality)、その他Antialias、Shadowsの細かい設定やLoadCreater非表示などを行った後に撮影工程に移ります。

※モデルを途中から撮影したい場合にはCaptureVideo押下前に撮影地点まで進めておきます。

 

CaptureVideoを押下します。(実行するまで撮影は開始されません)

押下後に新しく出力フォルダを参照するウィンドウが開きますので、出力フォルダ・ファイル名を指定後、ファイルの種類から「.raw3d」を選択してください。

 

ScreenSizeの指定があればCaptureVideo押下後に設定します。全ての項目の設定完了後に実行ボタンを押下します。


③撮影完了

撮影が完了したらStopVidieoを押下します。すると、指定したフォルダに「.raw3d」データが作成されています。

④再生確認

「.raw3d」をダブルクリック、またはDemo3DViewerからの参照により再生が可能です。


他デバイスへのデータの送り方

「.Raw3d」のデータを携帯や他の端末へ送りたい方に三種類の方法をご紹介します。

  1. 記憶装置を利用しファイルを転送する(Androidなどに送信する場合にはmicroUSB端子がある転送装置が必要)
  2. メールサーバのファイル転送を利用
  3. オンラインストレージで共有しダウンロードをする(アップロード&ダウンロード時ネット環境必須)

 

1.記憶装置を利用しファイルを転送する

外部記憶装置は利用されている方も多く最も一般的な方法です。PC~PC間の場合はUSBのインタフェースを持つフラッシュメモリや外部HDDを利用すれば楽ですが、PC~携帯間のデータ移動には専用の端子を持つ転送用ケーブルが必要となります。

PC~PC間

会社で許可されているフラッシュメモリや外部HDDがある方はそちらを利用します。(下図左参考)

PC~携帯間

Android端末ではmicroUSB(micro-B)端子のオスとUSB(Type-A)端子のオスのケーブル(下図右参考)を利用しエクスプローラーからファイルを任意のフォルダに保存します。

※iOS端末ではファイラー機能がなく直接転送することが出来ません。他の方法をご利用ください。

2.メールサーバのファイル転送を利用

会社でメール環境が用意されている場合は、取り組みやすい方法になります。ただ容量の制限など制約が多いデメリットがあります。

  1. 特定のメールアドレスにデータを添付し送信する
  2. 送信したメールアドレスにて受信を行い、添付ファイルをダウンロードする


3.オンラインストレージで共有しダウンロードをする

既にオンラインストレージを利用されている方にとっては、容量のアップロード制限も大きく、最も楽な方法です。ただ、セキュリティ観点から外部からのダウンロードが自由に行えない場合には手間が掛かる方法となります。

 

microsoftアカウントを既に持っている方はmicrosoft社が提供する「OneDrive」がお勧めです。

Googleアカウントを既に持っている方はGoogle社が提供する「Google Drive」がお勧めです。

いずれも持っていない方は一時的に借りることの出来るオンラインストレージサービス「firestorage」や「GigaFile」がお勧めです。

利用方法

OneDrive/GoogleDrive

 PC(送る側):ログインを行い、ファイルをアップロードします。ファイルの参照またはドラッグ&ドロップでアップロード可能です。

 携帯(受取側):AppleStoreやGooglePlayStoreでOneDriveまたはGoogleDriveアプリをダウンロードしログインします。そしてアップロードを行ったファイルをダウンロードすれば可能です。

 

firestorage/GigaFile

 PC(送る側):サイトから保存期間やパスワード、その他オプションを決定しファイルをアップロードし、発行されたURLを控えます。

 携帯(受取側):控えたURLを入力するとダウンロードが始まります。