事例


某有名マテハンメーカーF社

導入の背景

今まではお客様への提案時に2DCADで書かれたような、平面図を使用することが多く、マテハンの規模や動きを正しく説明することが難しく思っておりました。まず他社製のモデリング製品を使用していましたが、実際のマテハンに忠実な動きを付けることが出来ず、プレゼンテーション能力として不足を感じておりました。

 

また、プロモーション用の動画だけではなく、シミュレーションの点で、今まではExcelを利用して設備能力を数値化させて計算していました。主要なマテハンの結果を個別で積み上げることは出来ますが、マテハン全体の能力が不明で、説得力に欠ける説明しか出来ませんでした。

そこで「自社製品の構想や設計段階でリアルな表現・説明が可能」かつ「設備全体の理論的なシミュレーションの実行、ボトルネックの評価が出来ること」を目的としたツールを展示会やWEBで探していたところ、Demo3Dを発見しました。


選定のポイント

  1. 他3Dシミュレータに比べて見た目が綺麗なので、自社製品がリアルに表現可能
  2. 物理現象が再現されているので、荷物の動きなどをリアルに表現することが可能
  3. 大規模モデルのシミュレーションが可能

導入効果

 

大規模モデルに対する説明にて、個々の設備だけではなく全体規模感を含めた説明ができたので、今までより早く理解を深めることができました。特に、設備の知識がない自社の役員への説明でも、短時間で説明ができ理解を得れたことは、当初目的としていたことが達成できました。

 


今後の展望

1. 物流コンサルティングのツールとして活用

   人やかご車が多いモデルでのシミュレーションを実施し、ボトルネックの改善提案を実施する。

 

2. 現地調整時間の短縮

   Demo3Dの設備モデルを実際の設備の制御プログラムによるエミュレーションによって、

   制御プログラムのデバッグ、お客様へのデモンストレーションを実施する。

 

3. 製品カタログの動画化

   導入済みの設備モデルを作成し、Viewerや動画を利用し営業だけで導入事例をより詳しく紹介出来るようにする。