皆様、こんにちは。FA 部所属の大泉です。
8/27, 28の2日間に渡って、東京ビッグサイト 西3ホールにて「ロジスティクスソリューションフェア2019」が開催されました。
この記事では、開催時の様子や弊社の展示内容をご紹介させていただきます。ご来場が難しい遠方の方や、会期中に時間がなかった方のご参考になれば幸いです。
目次
ロジスティクスソリューションフェアについて
「ロジスティクスソリューションフェア」は『ロジスティクスの高度化・効率化に関わるさまざまな製品、サービス等をショー&カンファレンス方式で広く情報発信し、社会全体にロジスティクスの意義を普及・促進するとともに、産業界が抱える課題解決の一助となること』を目的とした展示会です。
日本ロジスティクスシステム協会 様主催で、2年に一度の頻度で開催されているようです。弊社は2013年より出展しています。
ロジスティクスソリューションフェア 2019公式サイトより抜粋・作成
来場者数
8月27日 | 8月28日 | 合計 | |
来場者数 |
6,893名 | 7,389名 | 14,282名 |
天気 | 晴れ | くもり時々雨 | - |
ITAGEブース
今回は入口から遠い場所でしたが、セミナー会場の近くという人通りの多いブースに出展させていただきました。(ブース番号:054)
展示会のテーマから考えられる通り、物流関係の方がとても多く来場されていたように感じます。弊社ブースに来てくださったお客様の中で一番の悩みは効率化であったように感じました。やはり、倉庫に使っていないスペースがあったり、効率化するといっても、どのように効率化すればよいのかわからないといった悩みが多かったように感じます。今までの経験と勘ではどうしようもできない効率化の波が押し寄せているということなのかもしれません。そんな悩みを持つお客様に視える化やシミュレーションなど、業務の効率化につながる様々なご提案をさせていただきました。
今回も、スマートファクトリーJapan 2019出展時と同様に、モニターを前面に置いて製品のPVを展示させていただきました。製品の活用例が動画で具体的にわかるのは良いですね。セミナー会場の隣ということもあって、多くのお客様に見てもらうことができました。
ノベルティ
前回と同じく、ITAGEブースで配布したノベルティは、ITAGE本社がある名古屋の銘菓、「桂新堂」さんの海老煎餅です。
ITAGEオリジナルの海老煎餅にはEmulate3Dや弊社のロゴが使用されています。
また、弊社より送付させていただいた招待状に同封されている引換券をお持ちいただいたお客様、および、2日目に天気の悪い中、足を運んでいただいたお客様にはITAGEオリジナル ハンディファンも追加でお渡しさせていただきました。熱い時期も終わりが近づいていますが、是非ご活用いただければと思います。
展示内容
今回の展示会では、新しい試みを含め、4つのご提案をさせていただきました。
デッドレコニングモジュール
※こちらは現在(2019年9月3日)開発中のソリューションです
ジャイロセンサや加速度センサ等で取得された値から、移動向きや移動距離を計算して現在地を推定する技術「デッドレコニング」を使った人の動線分析のソリューションです。
GPSが受信できない構内環境において位置情報を収集し移動パターンを可視化することで、作業者の動態解析を実施し作業効率化につなげられるモジュールです。
デッドレコニング(自律位置推定による動態把握)に関して、以下の予定で進めております。
2019年9月中:スマフォ版の開発
2019年10月~ モニタ利用開始
~2020年3月:専用モジュール開発
2020年4月:専用モジュールリリース
現時点(9/3時点)で、Excelでのレイアウト作成ツールを使ってMAP生成が出来るようになり、試作評価を進めております。
ロジアナ君
ロジアナ君はピッキングの移動距離や移動時間を算出し、最適経路を探索するサービスです。
倉庫の効率化、人件費の削減に貢献します。
詳しいページが当HP内にございますのでご覧ください。(ロジアナ君って?)
倉庫内シミュレーション
お客様がお持ちのWMS/WCSと弊社のご提案するEmulate3D, Elastic Stackを組み合わせ、業務改善を目指すソリューションです。物流倉庫を仮想空間でシミュレーションすることによって、視覚的に倉庫内の動態を把握することができます。また、WMSの実データを用いることにより、リアルなシミュレーションを行うことができます。
Emulate3Dとは、物流業・製造業向けの物理エンジンを備えた離散系3Dシミュレータです。
Emulate3Dに関する資料はこちらからダウンロード出来ます。
Elastic Stackとは、データの収集、蓄積、可視化を行うサービスです。
物流KPIの視える化
Elastic Stack(BIツール)を活用し、物流KPIを視える化します。物流業務の改善や、荷主様との連携による改善促進に役立てていただくソリューションです。今まで活用していなかったログファイルやデータベースの情報等のデータを企業の意思決定に活用することができます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
様々な技術、ソリューションが集まるロジスティクスソリューションフェアでの弊社レポートを書かせていただきました。少しでも皆様の手助けになれば幸いです。
業務を効率化したいけど、どうすればいいのかわからない、物流業務を効率化するツールが欲しい、製品やサービスについて質問があるなどございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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