こんにちは、プリセール担当の田辺です。
私の更新は言わずもがな、そもそものブログの更新自体が滞ってしまい、大変申し訳ございません。
今回はEmulate3D 2018の新機能「CAD Is The Model」(略称:CITM)についての記事を書こうと思います。
CITMとはその名の通りCADデータに動作付けを行える新機能です。(実はCADでなくてもできますが)
大体の流れについては下の動画をご覧いただければイメージがつくと思いますのでここでは動画には出てこないちょっとしたテクニック的なものをお伝えできたらと思います。
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VRとCITMの関係
VRといえば専用のゴーグルをかけて、コンピュータがで作った仮想空間や専用の動画を立体的に現実のように体感できる技術です。Emulate3Dでもバージョン2017からモデルのVR化に対応しています。
(VRなどについてこちらの記事で紹介しています。よろしければ是非一度ご一読ください。)
そんな'17の新機能”VR”と'18の新機能”CITM”の関係は既存のカタログとは結構違ったりします。
今回はそのことについてお伝え致します。
※右側「CITMを利用したVR」は左側の機能を内包します。
既存のカタログでは「BodyType」がLoad(物理現象の影響をうける(重力・摩擦など))のものにのみ触れられ、”OnClick”イベントが定義された場合のみVR上で発生させられました。
加えて'18では上記の表のCITMアスペクトを持ったオブジェクトにも干渉できるようになっています!!
…。
……。
………だから何?
という感じだと思いますので、下記をご覧ください。
既存のロードに加え重力の影響を受けないものも動かせるので、下の動画の様なアセンブリやパーツごとにその場に固定して確認するという使い方が可能になっています。
※こちらはアドイン版になります
更に上記の様なVR用のCITMアスペクトもございます。このアスペクトの大きな特徴はVRに影がつくことです。より没入感のあるリアルなVR体験を実現しています。(下図)
左が既存、右がCITMアスペクト有りです。結構変わりますねぇ…
このように新機能CITMにはVRだけでも多くの変更点がございます。今回はVRということでデモンストレーション寄りの機能のご紹介でしたが、シミュレーション・エミュレーションに適した機能も多数ございます。
そういった機能をざっくりまとめたものを動画にして公開しております。よろしければこちらも是非ご覧ください。
弊社は6/5~7、東京ビッグサイト 青海展示棟で開催されるスマートファクトリーJapan 2019に出展致します。
そこで今回の内容も展示いたしますので是非ご興味をお持ちいただければ会場まで足を運んでいただければと存じます。
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