ThingWorxとは?


ThingWorxとは、PTC社が提供しているIoTシステム開発基盤です。

ノンプログラミングで直感的なユーザーインターフェースを使用し、技術者でない方でも簡単にIoTシステムを作ることが出来ます。

 

製品構成


ThingWorxは多種多様な機能性を持ち合わせています。

それぞれの構成についてご紹介します。

thingworx utilities(遠隔監視)

IoTを利用し情報を共有する

接続された設備をリモートで監視し、設備の情報の管理、更新を行います。

また、複数のシステムを使用したワークフローの場合でも、アラートやトリガを用いて、簡単に各情報を確認することが出来ます。

 

更に、業務プロセスや人とシステムを繋ぐ企業全体で一貫したIoT情報を共有します。

 

thingworx analytics(機械学習)

複雑な分析プロセスを自動化

 ThingWorxが収集したデータを利用し、情報を整理し予測を立てモデル化することが出来ます。

また、改善点をデータから導き出し、改善方法の提供を行います。

 

更に、異常をリアルタイムで検出することにより、問題解決の時間を最小限に抑えることで効率改善に繋がります。

 


Vuforia studio(拡張現実)

拡張現実(AR)の実装

CADデータを取り込み、設計情報を容易にAR表現できます。

 

製品情報をARアプリケーションに3D、2Dの付加情報を追加することも可能です。

また、機器から取得したセンサー情報やシステム情報をAR上に利活用も出来ます。

 

Vuforia Studioは、ThingWorxの付属ではないため別の製品となっています。

thingworx connectivity(機械接続)

多くのデータソースのサポート可能

 

様々な自動化デバイスやソフトウェアアプリケーションを接続し、管理、監視、制御します。

多くの機械接続に対応しているだけでなく、必要なデータの調整や管理を担い、帯域幅とリソース利用率を最小まで抑えることが出来ます。

 

また、SSL及びTLSを使用したメッセージングセキュリティの強化により、安全な認証、暗号化通信を実現します。


特長


開発の生産性

豊富なウィジェットでWebブラウザを実現!

 

ノンプログラミング環境で簡単に監視画面やアプリ開発を作成出来ます。

 

ウィジェットを選択し、データを結び付けるだけで数多くのウィジェットを設置することが出来ます。

 

ウィジェットは多種多様であり、ラベル、ブログ、グラフや表の表示、LED表示、Wiki、マップ表示など、まだまだ多数のウィジェットが存在しています。


多種多様な拡張機能

 必要な拡張を追加し、より実用的なアプリケーションを構築!

 

ThingWorxサポートサイトやThingWorx MarketPlaceサイトより様々な拡張機能を入手出来ます。

 

ThingWorx MarketPlaceサイトでは、パートナー会社及び顧客によって作成されており、デバイス製造メーカーが作成した拡張機能で、そのメーカーが開発しているデバイスと連携するアプリケーションを作成することも可能です。

 

拡張機能はインポート画面で読み込むだけで簡単に追加出来ます。