人の障害物の回避

こんにちは。維持保守Gの中村です。先週の予告通り今日は「人の障害物の回避」について説明します。

 

Demo3Dのカタログではデフォルトで『障害物』と設定されているものがあります・

主なものとしては「コンベヤ」や「ラック」です。

標準では人は上記のような『障害物』は自動経路探索を行い避けて通ります。

反対に『障害物』と設定されていないものは通り抜けてしまいます。

 

自分で作成したものを『障害物』として取り扱いたい場合、以下の手順を参考にしてください。

1.デフォルトでの動き

人がコンベヤAにワークを取りに行きコンベヤBに置く途中に"BOX"で作成した壁を配置します。

 

デフォルトの状態では"BOX"は『障害物』として扱われないため人が通り抜けてしまいます。

2.『障害物』に設定

"BOX"で作成した壁を障害物に設定します。

  • カスタムプロパティに[IsObstacle]を追加します。※[IsObstacle]は『障害物』を定義するための標準で用意されたプロパティです。
  • タイプを"Boolean"に設定します。
  • 追加した[IsObstacle]プロパティの値を"False"から"Ture"に変更します。

3.確認

"BOX"で作成した壁を回避してコンベヤAにワークを取りに行くことが確認できます。

CADからインポートしたオリジナルのカタログ等にも上記の設定を行えば『障害物』として扱うことができます。


「製造・設計ソリューション展2017(DMS関西)」に参加致します。

現在招待状の受け付けを行っております。コメント、またはお問い合わせから受付を行っております。

 

会期:2017年10月4日(水)~6日(金)

会場:インテックス大阪 (小間)2号館 5-24

 

何かありましたらお気軽にお問い合わせ、コメントください。

 


 次回の木曜日はDemo3Dの「BOX等を組み合わせて作成したオブジェクトをLoadに設定する方法」について紹介致します。