3D CADデータの軽量化方法

こんにちは。マーケティングGの野﨑です。

今回は「3D CADデータの軽量化方法」についてご説明いたします。

 

Demo3DにCADデータをインポートすることは非常に簡単に可能ですが、3D CADデータは形状が複雑な場合が多く、特に球体や円錐などの形は面が多くなることから インポート後のDemo3Dデータが重くなってしまうことがあります。

そのような場合にお使い頂ける方法をご紹介します。

ダウンロード

Store > Utility > VolumeReplacer

Demo3D カタログウィンドウの「Store」からダウンロード頂けます。

Demo3D WebStoreはアカウントを作成していない場合はご利用出来ませんので予めご容赦ください。

アカウントを持っていない方は当HP内「お問い合わせ」まで。


VolumeReplacer

このカタログは取り込んだCADデータを自動的にDemo3DのBasicカタログに置き換えるカタログです。

 

Demo3Dのシーン上に出力すると自動的にコントロール画面が出ます。

もし出ていない場合はVolumeReplacerのプロパティ「ShowControl」をTrueに変更してください。


使い方としてはBasicカタログに置き換えたいオブジェクトを選択した状態

AutoBoxまたはAutoCylinderを押下して頂くとCADデータと同じ形のBasicカタログが発生します。

 

DeleteOriginalsにチェックが付いている状態の場合はAutoBoxやAutoCylinderなどを押下で

新しいBasicカタログ生成と共に古いCADデータは削除します。

↑Auto Cylinder押下後

↑Auto Cylinderで生成されたオブジェクトを分かり易いように移動


さいごに

あまり必要性のない細かいデータ(機械の中にあるコードやほとんど人目に触れない箇所のねじなど)は削除することにより更に軽くすることが出来ます。

外部からインポートされたCADのデータは重いことが多いため、可能な限りDemo3DのBasicカタログに置き換えることをお勧めします。

※Basicカタログ…シーン右クリック > 新規 > Basic から生成できる基本オブジェクトのこと。


今年もロジスティクスソリューションフェアに参加致します。是非ご来場ください。

 

会期:2017年8月29日(火)~30日(水) 10:00~17:00

会場:東京ビッグサイト (小間)027

 

 次回の火曜は「リボンタブの作成方法」について紹介致します。